牛追いの獣医師

Y牧場にて妊娠鑑定。42日と63日。
放牧なので1頭がなかなか捕まらない。
獣医三人も手伝ってやっとスタンチョンに入った。

ものすごい湿気と高温でジャンプスーツの中はすでにジトジト。
汗がやばい。しかも直射日光・・・

42日の方はすでに臀部に血液が付着していたため、排卵しちゃったのかな〜〜って前情報あったためマイナスと判定できてしまった。
63日は右の子宮角が少し大きく、スリップはなかったけどプラス。卵巣は直腸の蠕動の収縮でよく触れなかった。

妊娠鑑定、人工授精があまり良く分からないのは本当に困った・・・
しかも21日間の周期を毎日見させてくれる農家さんいないし。
上の牧場も同じ牛を繋いでおく場所がない。

昨日の乳房炎の細菌検査の続きをお昼過ぎまで行う。
今回は連鎖球菌みたい。同定のAPIをしかける。結果はまた明日。

午後は上の牧場で調査会社の現地視察。
牧場のヤバさを分かってもらえて私としては良かった。牛も痩せてるし、小さいって。だよね、そーだよね!?

歩き回ってさらに汗だく。

分娩前の牛2頭の移動。山の頂上付近の牧区からメイン牧区へ。道を普通に歩かせる。一般の車両ともすれ違う。観光客は大喜び。
いーのか???

その後マーキング。

一日中良く汗をかいた。普段飲まないポカリスエット1リットルを軽く消費。

そろそろ子牛の頸静脈にカテーテル入れられなくなってると思う。
焦るけどどうしようもない。
ここにいる限り治療はないよね。

事務所に戻り18時半まで事務仕事。

途中、こないだ壊れた診療車が治ったらしく、取りに行く。
マニュアルだから運転しづらいし、そのままでも良かったのに・・・
意外と早く治ってしまって残念。

 

 

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