【鳥さんの通院】鳥を動物病院に連れていく時の注意点!

社会人獣医学生のピッピです。
動物病院でアルバイトをしているピッピですが、飼い主さんからよく電話で聞かれるので、今回は鳥さんを病院に連れて行く時の注意点についてお話しします。もしもの時に、鳥さんを飼っている方は是非、読んでみてくださいね。

 

最近家のピーちゃんの食欲がなくて、、。うんちもなんだか水ぽいし。獣医さんに連れて行こうと思うんだけど、どうやって連れてったらいいのかしら?

俺たちは繊細だからね。病院に行く時も丁寧に運んでくれよな〜。あと、持ってってほしいものもあるんだ!

 

 

 

 

いつもと様子が違ったらすぐ病院へ

大事に飼っている鳥さんに以下のような症状が見られたらすぐに動物病院に連れていきましょう。
鳥さんは体が小さいので、もう少し様子を見てみよう、などと時間が経ってしまうと体力がどんどん失われてしまいます。

・食欲がない
・体重が減ってきた

・便が小さくなってきた
・羽根が抜けてきた
・羽根の色がいつもと変わってきた
・体を掻いている、痒みがある
・吐いている
・うずくまっていて動かない
・寝てばかりいる
・以前の様に飛ばなくなった
・便の様子がいつもと違う
上記の様な症状が見られたら、出来るだけ早く動物病院へ連れていきましょう。

動物病院に行く

病院へ行く時は交通手段にもよりますが、出来るだけいつものケージで向かいましょう。
普段生活している環境を見ることで、獣医さんが判断できることもたくさんありますよ。また、ここで飼育についてのアドバイスを受けることもできます。

車で行く

車の場合は、いつものケージを座席にそのまま乗せて向かいましょう。

ケージが倒れない様にシートベルトで固定すると安全です。

この時、ケージにバスタオル等をかぶせて、鳥さんが安心する環境を作ってあげましょう。お水はこぼれることもありますので、あらかじめ空にしておきましょう。

夏、暑い時期はクーラーを適切な温度で、冬の寒い時期は暖房を入れてあげましょう。
体調の悪い鳥さんに寒さは天敵ですので、さらにホッカイロをケージの周りに付けてあげても良いですね。

電車・徒歩・自転車で行く

これらの交通手段を利用する場合、普段のケージで移動するのは無理だと思います。小さな虫かごや移動用の鳥かごに移して出かけましょう。

移動用のケージ

この様な移動型のケージはかなり便利です。
診察時に鳥さんを取り出す時も、手を入れやすい構造になっていますね。

床面にはキッチンペーパーや、白い紙を敷いておきましょう。獣医さんが鳥さんの便の様子を観察できます。糞便検査をする時も便を採取しやすいです。

虫かご

移動用のケージと比べて密閉性が高いので、寒い時期の通院や、寒さに弱いひな鳥に良いでしょう。
床面に、移動用ケージと同じく、キッチンペーパーや白い紙を敷いてくださいね。

移動用ケージ、虫かご共に、餌を少し入れておきましょう。粟の穂は移動中に散らばったりしないので便利ですよ。お水はこぼれてしまうので、入れないでくださいね。


運び方

移動用のケージや虫かごは、大きな紙袋、や布の袋に入れましょう。
この時、上部は外気が触れない様にバスタオルなどで覆いましょう。

寒い時期はホッカイロをケージと袋の間に入れましょう。ケージの底に貼り付けるのも良いでしょう。
病院では具合の悪い鳥さんは、約30℃で保温するのでそれくらいの温度になるように調節してくださいね。

動物病院に持参して欲しい物

それは鳥さんの便です!

症状によっては、糞便検査をすることがあります。いつものケージと別のケージで来院した場合、便を採取できないことがあります。

その日にした一番新しい便を含んだ3〜4個の便を乾燥しない様にサランラップに包んで持って行ってくださいね。
もしくは、しばらく移動用のケージに入ってもらっていて、便をしてもらうようにして下さいね。

診察が終わったらすぐに帰ろう!

病院での診察が終わったら、すぐにお家に帰りましょう。
鳥さんにとって、外の世界はストレスがいっぱいです。いつもと違う音や、匂い。気温も家を出た時と帰る時間でまた違っていますよね。

寄り道しないでまっすぐ帰宅してくださいね。

お薬の飲ませ方

鳥さんのお薬には、飲み水に混ぜるタイプが多いです。
15ml〜20mlのお水に1日1包のお薬を混ぜて与えます。

ただ、この時に、20mlのお水って本当に量が少ないんです。いつもの水飲みに入れると、底の方にしかたまらずに、とっても飲みにくいです。

そこで小さな水飲みに取り替えるのがオススメです。元気な時に揃えておけば、もしもの時に慌てずにすみますね。

 

お薬によっては、鳥さんを捕まえて直接口にたらすタイプの薬もあります。普段から、鳥さんを人間の手に慣らして、保定の練習もしておくと楽にお薬を飲ませることができますよ。

病気の時の温度管理

鳥さんが病気になってしまった時は、ヒーターを入れて、いつもより暖かくしてあげましょう。30℃が目安です。ただ、暑すぎても熱中症になってしまいますので、ケージの中に温度計を入れて、30℃以上にならないか、チェックしてくださいね。

日中は仕事などでお家を留守にする場合は、ヒーターの温度を自動調節してくれるサーモスタットを取り付けると安心です。


日常の体調管理

鳥さんは繊細な動物ですから、日常の体調チェックがすごく大事です。

そこで、定期的に自宅で体重を計ってメモしておきましょう。体重が減ってきた、増えてきた、というサインは要注意です。

自宅で体重を測る時は、キッチンスケールを利用しましょう。

鳥さんには0.1g単位まで測れるものが必要です。

インコの場合は30〜40gが正常です。ただし個体差がありますので、元気な時の体重をチェックしておくことで、病気の早期発見につながります。

体重を測る時は、慣れている子ならスケールにそのまま乗せて計ります。

慣れていない子については、きんちゃく袋を用意しましょう。

まず、きんちゃく袋の重さを計ります。
次にきんちゃく袋に鳥さんを入れて、入り口を軽くしばります。
鳥さんが入ったきんちゃく袋を計ります。

(きんちゃく袋+鳥の重さ)ーきんちゃく袋の重さ=鳥さんの体重

暴れちゃう子とか、スケールにじっと乗っていてくれない子にはこの様な方法で体重を計ってみてくださいね。

動物病院に行く時は、体重のメモを持ってきてくださいね。

【鳥さんの通院】まとめ

病院に行く時の注意事項について
・移動方法によってケージをかえる
・とにかく暖かくして移動
・新鮮な便を持参
・普段から体調管理をしっかりと

無事病院に着いたら実際にどんな診察をするのかと費用についてまとめました!参考にしてくださいね(=´∀`)↓↓

 

 

 

 

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