【ぴっぴちゃんの実話・怖い話】夢の配達人

今日は私が体験したちょっと不思議な話です。

思い起こしてみるとちょいちょい変なことを体験しているんですよね・・・٩(^‿^)۶

山口敏太郎・アトラスラジオで採用

今回のお話も山口敏太郎先生のアトラスラジオで採用されています!
アトラスラジオには視聴者の体験した不思議な話がいっぱいです。オカルトが好きな人はぜひ聞いてみてくださいね。

↓19:33〜から聞けます☆

おじさんの死

10年ほど前に大好きだった叔父が54歳で亡くなりました。
亡くなったその日、私は祖父母の家に泊まりました。夜はショックであまり眠れず、祖母も眠れなかった様でした。

翌日、お葬式の打ち合わせの合間に横になり、気がついたら私は夢を見ていました。

死んだ叔父が出てきました。
そしてそこには、「夢の配達人」という人がいて、叔父と何かを喋っていました。
叔父は「う〜〜ん、でもそんなこと言うと供養とかしてもらえなくなっちゃうから、そうなったら困るなあ。」と言っていました。
配達人も「そうですよね〜」
と相槌をうっていました。

おじさんと配達人の打ち合わせ


どうやら、叔父は配達人と叔母(叔父の妻)に見せる夢の内容を相談している様でした。
配達人は、宅配業者の様な、郵便配達人の様な、如何にも配達人、といった
姿をしていました。キャップの帽子をかぶっていました。

ちょっと楽しげな雰囲気を醸し出していました。

そこで、私はハッと目が覚めました。なんだかいつも寝ている時に見る夢とは何かが違うな。変だな、と感じました。そこで私は祖母にその夢の話をしました。
2人でおかしな夢を見たもんだね。。。と話しました。

叔父の死後、少し経ってから分かったことですが、叔母と叔父の仲は冷え切っていました。叔父はスキルス性の胃癌で亡くなりましたが、入院してからも叔母はほとんどお見舞いにも行かず、積極的に治療について考えたり、病院を探したり、といったこともしなかった様です。
私はそれを聞いて、自分が見た夢の内容がまるっきりただの夢でもなさそうだなとびっくりしたことを覚えています。

叔父はきっと結婚生活について言い残したことを配達してもらおうとしていたのでしょうね。その後叔母とその息子(私の従兄弟)はちゃんと仏壇を購入したり、お墓の手入れをしたりはしているので、キワドイ内容の夢は配達されなかったみたいです。

おじさんの思い出

おじさんは私の母の弟です。若い頃はデザイナーをしていましたが、会社が潰れてからはごみ収集の会社で働いていました。
とても優しい人で、おばあちゃんの畑もよく手伝っていました。おじさんの夢は自然農を実践することでした。動物も大好きで、畑にやってきた鴨を可愛がっていました。

私が子供の頃、おじさんは私の絵をいつも褒めてくれました。私が美大に入ってからも展覧会の度に来てくれて写真を撮ってくれました。

私にとっておじさんはとてもいい人、でしたが家族の中では色々揉め事があったのでしょうか。

もうとっくに生まれ変わってるとは思うけど、また会いたいな。

 


コメント

タイトルとURLをコピーしました