こんにちは!
動物大好きなピッピちゃんです!
今日は、インコや文鳥などの小鳥さんの飼育についてお話ししていこうと思います。
お家に可愛い小鳥さんがいたら毎日すがすがしく朝を迎えられそうですよね。
小鳥を飼ってみたいけど、小さいし、体も弱そうだし飼育が難しそうだわ。
俺たちはデリケートだからな!でも、注意点を守ってくれれば元気に長生きできるぜ!!
初心者でも飼いやすい鳥
まずは、鳥さんと言っても色々な種類がいますよね。
その中でも特に初心者の方におすすめの鳥を紹介しますね。
セキセイインコ
セキセイインコは皆さん、1度は見たことがあるのではないでしょうか?
小学校の飼育小屋で飼っていたりしますよね!
ペットショップでも一番人気の鳥さんです。
セキセイインコは、オーストラリア原産の鳥さんです。
なんと、オーストラリアでは日本の雀のように群れを成してセキセイインコが空を飛び交っているそうですよ!
・雀よりも一回り大きい位のサイズ
・寿命は7〜8年
・おしゃべりが大得意!(オス)
・好奇心が強くて、人に良く馴れる
ペットショップではオパーリン、レインボー、ルチノー、ハルクイン、
羽衣セキセイインコ、ジャンボセキセイインコ等を見ることができると思います。
文鳥
こちらも小学校の飼育小屋でよく見かけますね。
文鳥さんはインドネシアの固有種です。日本には江戸時代にやってきました。
現在では主に愛知県での繁殖と、台湾からの輸入になります。
・セキセイインコよりも一回り小さいサイズ
・寿命は7〜8歳
・鳴き声は小さめ
・活発で明るい性格、人にも良く馴れる
鳥と出会える場所
セキセイインコ、文鳥は大抵どこのペットショップにも居ますので、
一度見に行ってみましょう。春先でしたら雛のシーズンなので雛から育ててベタ慣れ状態にする事も可能ですよ!
種類にもよりますが、大体1羽1000〜2000円程です。
そのほか、ペットのおうちや、ジモティーなどの里親サイトも積極的に利用しましょうね。
鳥をお迎えしましょう
実際にお迎えする前に準備することがありますので、
解説していきますね♪
肉食動物と一緒には飼えません
オレたちにとっては鳥は美味しいご飯だぜ〜!
例えば、猫、フェレット、フクロウなどの捕食動物ですね。
YouTube等では一緒に楽しく遊んでいる姿が見られる動画もありますが、
基本的には仲良くできないと思ってください。
もしどうしても両方飼う状況になってしまった場合は、
お部屋を完全に分けましょう。
私の勤務先の動物病院でも病院猫が居ますが、インコの部屋には
絶対に入れないように戸締りを厳重にしていますよ!
犬についても、できれば一緒に飼うのはやめておいた方が良いでしょう。
特に鳥猟犬として育てられていた、
・アメリカンコッカースパニエル
・ラブラドールレトリバー
・イングリッシュセッター
・プードル
・柴犬
は避けましょう。
普段は仲良くしていても、何かのきっかけでスイッチが入ってしまい、
鳥さんを攻撃してしまった、という事もないとは言えません。
鳥かごの置き場所を確保
家族の誰かがいつもいる場所が良いでしょう。
居間などオススメですよ。人間がいると鳥さんも寂しくありません。
お部屋の中でも直射日光が当たらない場所、
エアコンの風が直接当たらない場所にしましょう。
お部屋を片付けましょう
鳥さんには放鳥といって、お部屋に話して運動させる時間が必要です。
1日30分〜で良いでしょう。
この時、お部屋の中に鳥さんにとって危険なものがある場合は片付けましょう。
・鳥の口に入りそうなアクセサリー類
・ボタン等の小さな物
金属中毒になってしまうこともありますので必ず引き出し等にしまうように習慣づけましょう。鉛、亜鉛、銅には特に注意してください。
鳥の飼育に必要な物を揃えておく
鳥さんをお迎えする前に、飼育に必要な物を揃えておきましょう。
・止まり木
・水入れ
・餌入れ
・ヒーター
とりあえず上記のもの最低限必要な飼育グッズですね。
ケージ
この写真のように、下に引き出しがついているタイプが使いやすいです。
鳥さんのウンチやオシッコが引き出しの中に落ちる様になっていますので、掃除がとっても楽です。
私は、鳥さんの大きさに関わらず、置き場所が許されるのならばできるだけ大きなサイズのケージが良いと思います。
1日の大半をこのケージの中で過ごす訳ですから、ぴったりサイズだと身動き取れなくてかわいそうですね。
止まり木
鳥さんは野生でもずっと木の枝等に止まっていますから、これは必ず必要になってきます。
お店で色々なタイプの止まり木が売っていますが、自然木が良いでしょう。形や太さも様々ですのでインコの足の大きさに合わせて購入しましょう。
指が木の半分まで回るくらいが理想的です。
※止まり木には、爪とぎの用途も同時に持たせた、「爪とぎパーチ」という商品がありますが使用はオススメしません。爪が研げるというよりも、足裏の皮膚が擦れて傷になってしまいます。
水入れ、餌入れ
ケージを購入すると、付属品として付いていると思いますので、それでも大丈夫です。
鳥さんをお迎えしてから特に、これらの容器が大きすぎる、小さすぎる、ということが有ればその都度サイズの違う物を購入していきましょう。
ヒーター
ヒーターは寒い時期に鳥さんにとっては必需品となります。
鳥さんは寒いのが特に苦手です!寒いだけで抵抗力が落ちて病気になってしまいます。
20〜25℃が鳥さんにとってはちょうど良い温度です。
秋〜冬にかけて特に温度には気をつけましょう。
部屋の温度自体が低くなるようでしたら、ペットヒーターをケージの中に入れ、さらにケージを覆う防寒カバーを利用しましょう。ヒーターによって暖かくなった空気を逃がしません。
我が家では極寒の冬は防寒カバーの上からさらに、毛布をかけていました。
ですが、温度調節機能は付いていませんので、サーモスタットを設置した方が安心です。
サーモスタットは温度を設定することができ、設定温度以上になると自動でスイッチが切れます。
鳥さんにとっては暖かい方が良いのですが、30℃を超えてくると逆に暑すぎて熱中症などの危険があります。
ヒーターを入れたら、温度計もケージ内にセットしてくださいね。
鳥を見てくれる獣医さんを見つける
家の近くに鳥を見てくれる獣医さんを見つけておきましょう。
犬や猫を見てくれる獣医さんは沢山いても、鳥さんとなるとかなり限られてしまいます。
もし、近くに獣医さんがいない場合は、具合が悪くなってしまった時に手当ができません。
鳥さんは非常にデリケートな動物ですので、移動時間もできるだけ短い方が良いです。
徒歩圏内が理想的です。
病院に行く時は小さい虫かごなどに鳥さんを移し、目隠しの毛布などを被せましょう。
この時、症状によっては糞便検査をすることもありますので、その日に排泄した一番新しい便を形を崩さないように持参しましょうね。
こちらのサイトは実際に診てくれる獣医さんのインタビューが掲載されていますので病院を決める上で参考になりますよ!
実際に鳥さんをお迎えしましょう
さあ、全ての用意が整ったら鳥さんをお迎えに行きましょう!
この時、ペットショップでは小さな箱に入れてくれます。
寄り道はしないで真っ直ぐ家に帰りましょう。
連れてきた鳥さんをケージに移しましょう。
成鳥の場合は飛ぶことができるので、逃げ出さないように窓や部屋の扉はしっかり閉めます。
鳥さんは新しい環境に来てドキドキしています。
かわいい鳥さんを構いたい気持ちをぐっとこらえて1週間は触らないようにしましょうね。
鳥さんが環境に慣れてきたら少しずつ、おやつをあげるなどしてスキンシップを始めましょう。
餌について
餌は、ペットショップや以前の飼い主さんが与えていたものとまずは、同じ餌をあげましょう。
急に餌も環境も変わってしまったら大きなストレスになってしまいます。
あなたのお家に慣れてきたら、徐々に新しい餌に変えましょう。
一気に変えるのではなく、新しい餌と今までの餌を混ぜてあげていきましょう。
鳥さんの餌には、皮付き、皮無し、ペレットタイプとありますが、
皮付きが良いでしょう。
皮をむいて食べるというのは、本来の鳥さんの行動です。1日の大半をケージ内で過ごす鳥さんにとって、皮をむいて食べるという行為は、暇つぶしにもなります。
※皮付きの餌を選んだ場合、餌入れには、皮が大量に残ります。
この皮がぱっと見では餌がある状態に見えるので、たまに餌を足すのを忘れてしまう場合があります。
これを防ぐ方法としては、餌入れに息を吹きかけてみてください。皮が残っている場合は軽いので皮が飛んでいきます。ちゃんと毎朝チェックして新しい餌を入れてあげてくださいね!
ペレットタイプをあげる利点としては、病気になった時に療法食に移行しやすい点ですね。
療法食はペレットなので、食べ慣れていればスムーズに移行が可能です。
鳥の飼育にむいている人
鳥さんは繊細な動物ですので日々の健康チェックが欠かせません。
餌をちゃんと食べているか、水を飲んでいるか、便の様子に変わったところはないか、飛び方に変なところはないか、温度は一定か、等細かいチェックが必要です。
些細なことにも真面目に取り組める方は向いているでしょう。
毎日鳥さんの為に1〜2時間の時間が取れる人が良いでしょう。
お仕事で忙しくて家にいる時間が少ない人には向きません。
また、鳥さんは昼行性ですので夜間しか一緒にいられない人にも向きません。
初めての鳥飼育、まとめ
鳥さんはペット飼育不可のところでも大体飼うことができます。
(鳴き声が大きな鳥さんの場合は注意してください!)
人間にとって素敵なお友達にもなりますし、お世話も一通りこなして慣れればそんなに難しい事はありません。
いつでもどこでもあなたの肩に乗って楽しくおしゃべりしてくれる事でしょう。
ただし、鳥さんを飼うと決めたならば、きちんと最後まで面倒見ることが条件です。鳥さんにとってはあなただけが頼りなのですから。
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